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ロードス島の巨像

ロードス島には世界七不思議のひとつ、「ロードス島の巨像」という巨大なヘリオス像があったと言われています。
世界七不思議とは、紀元前2世紀にフィロンが著わした本に書かれた、地中海にあった巨大な建造物のことです。

それによると、ロードス島の港には2つの防波堤が突き出していて、それをまたいで太陽神ヘリオス像が立っていました。
15メートルの大理石の台座の上に作られた青銅の像は高さ33メートル、胴回り18メートル。
台座を合わせれば50メートル近くになります。
ニューヨークの自由の女神像とほぼ同じ高さの像が2000年以上前に作られたわけですから、そのすごさも伝わってくるのではないでしょうか。

この像は紀元前305年、ロードス島がマケドニアの侵略に勝利した記念に作られたものです。
片手には油の入った器を持ち、炎が燃え上がっていたそうです。
また中にはらせん階段が備えられ、上まで上ると地中海や島々がどこまでも見渡せました。

しかしこの像の欠点は、2本の足で立っているので安定性がなかったこと・・・・・・。
紀元前227年の地震で倒壊し、数百年にわたって頭や腕や胴が転がっていました。
残骸は645年に侵攻してきたイスラム軍に持ち去られてしまい、今は何も残っていません。