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ロドス考古学博物館

ロードス島の歴史を知るには「ロドス考古学博物館」に行きましょう。
中世のゴシック様式の館が並ぶ「騎士団通り」。
「騎士団長の宮殿」にも接するこの通りを行くとロドス考古学博物館に着きます。

博物館は聖ヨハネ騎士団が建てた病院を使っています。
この病院は騎士たちのためではなく、貧しい人や傷ついた巡礼者に当時の最先端医療をほどこす慈善施設でした。

石造りの二階建ての建物の中には、現在ロードス島近辺から掘り出された陶芸品や墓碑、彫像などが展示されています。
紀元前1450年ごろのミケーネ時代から紀元前600年のアルカイック期、ローマ帝国時代まで、各時代の移り変わりが見て取れます。

壺や実際に使われていた病室を見学するのももちろんいいですが、はずせないのが「ロドスのアフロディーテ」像です。
正式には「水からあがりうずくまるアフロディーテ」。
紀元前2世紀の彫像ですが、奇跡的にほぼ完全な形を保っています。
白く滑らかな石のアフロディーテ像は片ひざをつき、両手でうねる髪を持ち上げながら腰をひねってこちらに顔を向けたポーズ。
見られることを意識していない素のままの表情の、整った優美な姿です。
おそらく濡れてしずくの垂れる髪をしぼろうとしているのでしょう。

いかにも美の女神の名にふさわしい像です。