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コス島

コス島は、エーゲ海南西部のドデカネス諸島にある島です。
人口は焼く3万500人で、観光業がおもな収入源です。

ロードス島の5分の1ほどの大きさですが、リゾート地として特にヨーロッパの観光客の人気を集めています。
ギリシャ本土よりトルコに近いので、トルコ旅行のついでに来るツーリストも多いようです。

コス島は古代ギリシャの医者ヒポクラテスの出生地。
迷信や呪術を切り離した科学的な医学を発展させ、「医学の父」と呼ばれています。
コス島の中央には「ヒポクラテスの木」というプラタナスの木のほか、ヒポクラテス博物館が建てられています。

コス島の魅力は、島中に見られる遺跡の数々。
町並みに溶け込んで、絵になる場所が何ヶ所もあります。

島の高台にはヒポクラテスが建てた医療施設跡、アスクレピオンの遺跡があります。
アスクレピオンはギリシャ神話の医学の神、アスクレピオスに捧げられた聖域です。
ここにはアスクレピオン神殿やアポロン神殿が建造され、病人が治療を求めて訪れていました。
今もイオニア式の柱や台座が残っています。

アスクレピオンはまた、コス島から対岸のトルコまで見渡せる場所です。

コス島名物はヨーロッパでは珍しい温泉。
しかも陸ではなく海の中に湧き出しています。
温度は37℃とちょうどよい湯加減で、硫黄の匂いも漂っています。
コス島ではヒポクラテスの時代から温泉を使った治療が行われ、温泉療法発祥の地と言われています。
ここで泳ぐと健康になるそうです。